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 住宅プロジェクト

荒引工務店新社屋プロジェクト決起集会!

9月6日に決起集会を開催しました!
いやー、とっても盛り上がりましたね。
ワークショップをやって、プレゼンをして、ライブもやって、埼玉県内で取れた野菜づくしのお料理まで食べて、そして所沢ゴールデン(地ビール)を飲んで、ほんと楽しかったー。
というか、荒引さんの決意表明のプレゼンが最高でした。以下に書き起こしましたの、皆さんも読んで下さいね。(プロジェクとのストーリーも語っていますよ!)

寄稿者:事務局

下記の写真は、決起集会の最後に撮影した写真です。
みんな良い顔してるー!

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さて、下記は荒引さんの決意表明プレゼンの文字起こしです!
プロジェクトのストーリーも語っていますので、ぜひ、お読みくださいませ。

改めまして、 荒引工務店、 荒引登志雄です。
皆さん、今日はご参加いただき本当にありがとうございます。
メモを見ながらしゃべらせていただきます。

実は俺、 一昨年 に大病しまた。ご存知の方もいるかしれませんが、胸腺腫 をわずらって手術しまた。
検査の時、俺死んじゃうかもしれないって覚悟しました。
その時にいろんなことが頭に浮かで。
家族のこと、子どもそして妻。いろいろあったなぁって。
親父やおふくろのことも考えました。
そして仕事のことも。

あと何年 生きられるかわからなかった あの時、
こう結論を出したんです。「 死ぬまでやりたいことをやろう!」 って。
そして、 俺のやりたいことって何だろうって考えたんです。
ゴルフもしたい、 野球もしたい、酒も飲みたい ・。
でも、本当にやりたいことは「大好きな家づくりをして、お施主さんに喜んでもらう」、そう、 決めたんです。

おかげさまで命は助かりました。俺はいま47歳だから、
あと20〜30年は生きることがでます。
助かった命、あと20~30年は覚悟を決めて生きようって決めたんです。

荒引工務店は親父が作った工務店で、
俺は、親父を手伝うかたちで家に戻ってきもう21年目です。
そして俺を育くれた親父はもうすぐ70歳の古希を迎えます。
だから、親父の技術と、親父が築いた地域信頼を引き継で、
俺の代へ渡していくタイミングは、今しかないと思うんです。

でもいまは、人口が減り続けています。
景気もそんなによくないです。
若者の給料も減っているから、
家を建ようとする人も減ってくるだろう、
職人の高齢化も進んでいるし、これからどうすればいいだろう?
そんなイメージが大半の方予想です。
厳しい時代だということは重々承知しています。
だからこそ、チャレンジしようと思います。
今日の決起集会 は、このチェレンジを宣言する、俺の覚悟を決める場です。

まず、11月から、新事務所の建設をスタートさせます。
この新事務所は、事務所兼モデルハウスとして来年4月にオープンさせます。
そして二期工事として 、事務所の隣に工房を作ります。
この工房は地域の皆さんが気軽に利用したり、
子供たちが木材に触れることができるような場にしようと考えています。

俺は、大病をした時に、会社のスローガンを作りました。
それは、「一番近くの家守り」というスローガンです。
親父の後を継いで 、地域の中で必要とされる存在にな!
そんな想いを込めて「一番近くの家守り」とう スローガンをつくりました。
そしてこのスローガンをかたちにするものが、新事務所と工房です。

新築の家も、古い家も、ずっと守り続けてくためには、
大工を始め、職人を育てることにも力を入れなければダメです。
だからその拠点として、工房をつくります 。

この地域には、築30年を超えた住宅がたくさんあります。
新築だけが大工の技術を必要としているわけではありません。
木のことに熟知した大工は、木をばらすことにも熟知しています。
この知恵と技術は、 今後増えていくリフォームやノベションを支るはずです。
いや、 リフォームやリノベーションにこそ、
大工や職人の知恵と技術が必要です。
そためにも、大工や職方さんが誇りをもって働ける環境として、
その技術を継承する場として、工房つくります。

今日は、ものづくり大学の学生さんが参加してくださいました。
今後も、新事務所と工房づくりに、皆さんが活躍できる場を設けたいと思いますので、どうぞ参加してください。
そして ものづくりが、人とのつながりや、コミュニティづくりにどう影響するかを経験してください。

パワープレイスの若杉さん、小林さん、倉内さん、中森さん。
事務所と工房のデザインを手がけていただいことに、本当に感謝します。
すごく素敵なデザインとアイデアを沢山いただきました。
俺一人ではきないチェレンジを支えてくれ、本当にありがとうございます。
皆さんが居なかったら、このプロジェクトは実現しません。
だから、これもずっと支えてください。

電気屋の山下さん、タイル屋の須崎さん、瓦屋の金子さん、左官屋の山崎さん、基礎屋の千葉さん、ペンキ屋の小俣さん、
クロス屋の桑原さん、板金屋の猪俣さん、水道屋の上原さん、 建具屋の杉沢さん、そして、大工の大熊さん、
いつも荒引工務店を支えてくれありがとうございます。
お客さんからいつも「お宅の職人さんはみんない人ばかりだね」って言われます。俺の宝です。
親父の代から俺になっても、どうぞ荒引工務店を支えください。

そして最後に親父へ 、俺は親父の後を継いで、この地域守っていきます。
親父が一番心配している職人の育成にも力を注ぎます。
今まで以上にきびしい目で、俺を見守ってください。

ご清聴、ありがとうございました。

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ここまでが文字起こしです。どうです、ジーンときませんか。

以下は、ライブをしてくれた「鬼頭つぐる」さんとの締めの写真です。

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